
発行:LIBRARYMAN(ストックホルム)
artbeat publishers(東京)
編集:菊田樹子
デザイン:中島英樹
エッセイ:エレン・フライス(元Purple Journal 編集長)
頁数:72頁
版型:H205xW258mm、ソフトカバー、ケース入り
定価:3,000円(税抜き)
ISBN:ISBN978-91-86269-21-0
言語:日・英2カ国語表記(テキストは仏語もあり)
流行に流されることなく独自のスタイルを着実に昇華している写真家、野村恵子による
3年ぶりの新作写真集『Red Water』が、日本・欧米で同時にリリースされます。
今回の出版は、スウェーデン・ストックホルムにある新進気鋭の出版社LIBRARYMANの編集者が、
昨年ミラノで、彼女の写真集『DEEP SOUTH』を手にしたことがきっかけとなりました。
この写真集に衝撃を受けた編集者がすぐに写真家にコンタクトをとり、
出版交渉が始まり、最終的にartbeat publishersとの共同出版となりました。
90年代半ばから、沖縄などアジアの力強さが漲る地を舞台に、
同世代の女性や風景をカメラに収めてきた彼女の作品には、独特の色彩と
甘く猥雑な空気の匂いが満ち溢れ、 "生と死"、そして "官能"が濃密に写し出されます。
本作『Red Water』では、「水」をゆるやかな キーワードとしながら、
撮影の舞台を東京や福井へと拡張し、巡りゆく季節のうつろいの中、"生"が生み出す
一瞬の煌きをとらえています。
~野村恵子 ステイトメント~
「水」を撮ってみよう――それがこの作品の始まりでした。
水は形を変えて天地を巡る。雨になり河に海へ雲に――。
私達の魂も水のようなものではないかな、というイジが、先になんとなくありました。
たとえば紅い水を湛えたグラスのような、魂の器としての身体をイメージしました。
その器がこわれたら、その水は、魂はどこへいくのだろうと――。
これまでの私の写真は、私のル‐ツが沖縄にあるということもあり、
沖縄や南国を舞台にして作品を撮って きました。沖縄は写真を続けるかぎり、
ずっと撮っていこうと思っています。しかし今回の作品においては、
沖縄にはこだわらず、東京や福井での季節の巡りを撮っています。
モデルの女性達は皆、私の友人です。
見る人が、命や人生の美しい光を感じて、最後のページをパタンと閉じるような、
そういう写真集であればいいなと思っています。
(『Red Water』プレスリリースより)
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